日入れ

昆布の日入れ

日入れという作業にかかってくのですが、この作業は二度目の天日干しとなります。

 

 

この仕事は、まず湿り作業で柔らかくなった昆布を昆布巻き昆布伸しでしっかりシワを伸ばしさらにそれをもう一度乾燥させるものです。

 

昆布日入れ

 

日入れはどのくらいの時間行われるかというと天気の良い日だと4時間くらいになり雲が多い日だと5時間以上かかることもあります。

 

 

最初の工程にあった生昆布干しと同様こちらも天候に気を配りおこない違う点は、生昆布干しより乾燥時間が水分が少ない分早いです。

 

昆布の日入れ

 

お気づきになった方もおられるかと思いますが日入れは、生昆布干しや湿りのときと違い風の強い日には、昆布の上にロープが敷かれます。

 

 

これは、シワを取られた昆布は真っ平らでしかも乾燥してくるとどんどん軽くなりこのため突然の風がふいても飛ばされて傷つかないように行います。

 

 

巻き・伸しの工程でついていたシワもきれいに取られさらに乾燥して真っ平らな形になりもはや販売されてるものと変わりません。

 

 

風のない天候の穏やかな日は稀ですが、このような条件の良い日には、飛ばされる心配もなく良く乾くのカンバいっぱい干します。

 

 

ここまできたものは、もはやスーパーや昆布専門店で販売されてる だし昆布の姿と変わらないほどに近づいてます。

 

 

先の作業で行った湿りでは天日干しで水分を急激に飛ばし縮んだ状態でしたので昆布はまだ下の写真のように棒状で捻じれも所々ついています。

 

 

日入れもカンバの隅々までビッシリと昆布を干す作業になり、また乾燥が目的なので比較的太陽がギラギラしてる炎天下の中数時間行われます。

 

 

またこの仕事も暑さとの闘いともなり日入れ作業も他の作業同様こちらも大変な仕事で、すべて天候との駆け引きでもあります。

 

 

日入れ作業までくると、ほぼ製品に近い状態となってきており、販売されてるものと味や風味はもうまったく変わらない状態です。

 

 

乾燥が行き渡ったことが確認されると、今度は炎天下の中での昆布寄せという干された昆布を集めムシロというものに重ねてしまいます。

 

 

この集め方にも経験とコツがあり、生と違い乾燥してパリパリになってるので傷ついたり欠けたり割れたりしやすいので気を付けます。

 

集めるときには、正に割れ物をさわるよう繊細な手運びで慎重に集めなければいけないので慎重に行います。

 

集め終わったら、いったんそのまま倉庫に保管し少し柔らかくなるまで寝かし数日後にきれいに、サンを切って底から順に積み上げてます。

 

 

このとき積む分は、前回の日入れされた分を湿気が入らないようにアルミ製のシートに積みます。

 

 

すべて終わったらさらに湿気対策のためしっかりシートのチャックを閉めて包んでおきます。

 

 

この状態でヒレ刈りがはじまるまで積まれることにより、昆布はさらに真っ平らになってきます。

 

 

あとは販売される商品としてダシの出の悪い端のところや見栄えの悪い部分をカットするヒレ日刈りという整形作業に移ります。

 

 

 

昆布のヒレ刈りに続く

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