昆布の湿り

昆布の湿り

昆布の湿り作業とは、まさに書いて字のごとく昆布を湿らす仕事のことをいいます。

 

 

苦労して昼間に、カラカラになるまで干した昆布ですが、その日の夜または、次の日の夕方には、こちらも家族、パート総勢で昆布をきれいに並べて湿らせます。

 

 

この作業を行うのは次回の作業工程となる昆布巻という仕事に関係しており、こちらは次回に詳しく説明します。

 

 

今回は湿りの方法についてですが、この作業も過酷なものとなり、一番キツイことは何と言っても睡眠を取れないもしくは熟睡できないことにあります。

 

湿り昆布

 

なぜかというと、この湿りという作業は、乾燥した昆布を干す作業と反対に日が暮れてからカンバに敷いていきます。

 

 

湿らすなら水をかけば良いのではと思われますが、急激に濡らすことは生昆布干しでも書いたように製品価値を落とします。

 

 

そのためこのようにして夜中まで干しておき露がおりるのを待ち、自然とジワジワ湿らせていき適度に柔くしていきます。

 

 

この作業の終了時間にも決まりがなく、要は湿るまでなのですが湿り方にも長年の昆布作業で培った方法というものがあります。

 

 

湿り方が弱いと次の作業となる昆布巻に影響が出るので巻きやすい適度になるまで湿らせます。

 

 

また、羅臼昆布を使ったお手軽なダシの作り方でも触れていますが、湿りすぎても駄目でこうなると昆布がベチャベチャとなり、旨み成分も逃げ出していきます。

 

 

こうして微妙な湿り具合の変化を感じ取り絶妙のタイミングまで待ち集めていきますがこれを怠ると販売される製品にも影響します。

 

 

集める時間帯もこのように昆布次第となり早いときで午後9時ころ〜11時頃となりますが、露のなかなか降りない日には日が変わる次の日の午前1時〜2時ころまでかかることもあります。

 

 

ここで驚いたことと思いますが実は、条件が最悪の日には露がまったく降りず朝露までかかるときもあります。

 

 

ここまで気を配りつくられるので、お取り寄せ注文や販売される商品は、自信を持って紹介させていただいております。

 

 

 

昆布の湿りに続く

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